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【CD・楽曲レビュー】D4DJ 2nd Album Cosmic CoaSTAR

 

今回のレビューは、D4DJより、「Cosmic CoaSTAR」。

 

 

 

 

CDパッケージ

 

 

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CDはスリーブケースと1組になっています。前回の1st Albumも時もスリーブケースがありましたが、お洒落で良いですね。

 

スリーブケースは、6グループのリーダーが描かれていて、前回ジャケットに描かれていなかった6番目のユニット、Lirical Lilyの桜田美夢も追加されています。キャラクターのタッチ、個人的に好きです。

 

2nd Albumとはいいますが、Dig Delight A,Bと1st Albumがすでに発売されていますので、実質3rd Albumですね。

 

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スリーブケースを開けると、ジャケットが顔を出します。ジャケットは、D4DJのロゴマークと残りの18名のイラストの1部が描かれています。裏側は各ユニットのロゴマークが描かれています。

 

 

トラックリスト

 

1. Cosmic CoaSTAR / Happy Around!

2. Gonna be right / Peaky P-key

3. "What" are you? / Photon Maiden

4. round and  round / Merm4id

5. Horizontal Oath / 燐舞曲

6. 汚れっちまった悲しみに / Lyrical Lily

7-12. 1-6のinstrumental。

 

 

楽曲詳細

 

1. Cosmic CoaSTAR / Happy Around!

 

本CDのタイトル曲。Happy Around!は明るいメロディで、元気になる曲が多いのですが、今回もそんな曲です。同時に歌詞が型破りで、世界を飛び越えて、宇宙規模で繋がろうとしていて、歌詞も何か無茶なことを(笑)。

 

今回もハピアラワールド全開の曲で、皆に音楽を届けて、幸せにする。まさにHappy Around!といったところか。

 

 

2. Gonna be right / Peaky P-key

 

2曲目はピキピキの王道ソング。アニメ「ヴァンガード外伝 -if-」のED曲。イントロから耳に残りやすくて中毒性があります。それから作曲者が同じだからか、サビのフレーズが相羽あいなさんのLead the Wayに少し似ていますね。

 

歌詞は、覚悟を決めて、どんなことがあろうと信じて進んでいくと決意を表したような内容。彼女たちの強い意思が集約されているように思えます。そんな歌詞をEDMに乗せる。王道を行くそんな一曲に感じます。

 

 

3. "What" are you? / Photon Maiden

 

個人的にはこちらが本格的なEDMではないかなと感じます。

 

Photon Maidenといえば、英語歌詞が多い曲が特徴ですが、今回は日本語歌詞中心になっています。歌詞の内容は、Here's the lightや、Photon Melodies同様に神秘的なもの。今回の歌詞は、担当声優さんも言っていた通り、宇宙人が地球人に恋をするといった内容。なんてロマンチックな歌詞なのだろう。フォトメの不思議で、SFな世界観が、美しい音色と調和していて良いですね。

 

 

4. round and round

 

フォトメの不思議な世界から一変、色っぽさに乙女心が入ったMerm4idの曲。音は蛻の殻となった街に行状不良な者が入ってきたかの如く、恰もインナーシティ問題が起きたような、ありていに言えば、治安が悪そうなサウンド(笑)。

 

韻を踏んだ歌詞にラップが特徴。心の弱さゆえに、感情が廻る内容となっている歌詞です。内側は弱いのに、外側では強がる。それに気付いてほしいと心では願っている。私は女性ではないから分からないけれど、人間の一面を書いた内容。それを治安悪い音に乗せるというギャップの面白さを感じます。

 

 

5. Horizontal Oath

 

前回のカレンデュラの暗い雰囲気から一転、明るい雰囲気で攻めてきた燐舞曲。ロックサウンドにエモーショナルな歌詞のハイブリッドは今回も健在。今回は、青柳椿と月見山渚のツインボーカルとなっています。

 

歌詞は、Gonna be rightと同じく覚悟と決心。今回は椿と渚とのツインボーカルとのことで、二人の間に何かあったのかなと推察させる内容になっています。D4DJはアニメ化決定となっていて、もしかしたらアニメ内で触れるかもしれません。楽しみです。

 

 

6. 汚れっちまった悲しみの色

 

今回から初登場。オーディションでLyrical Lilyの声優が決まって、その直後の一発目の楽曲。メロディは、80~90年代のアイドルソングを彷彿とさせるもの。しかし、曲名とのギャップを感じるそんな曲です。

間奏の「リ!リ!リ!リ!」と、中毒性があります。曲名の由来は、文豪中原中也の詩「汚れっちまった悲しみに......」と思われます。リリリリは文学系統で攻めていくのでしょうか。次に期待。

 

歌詞は、「汚れっちまった悲しみに......」の詩のオマージュと思わされる内容となっています。悲哀を感じさせるような曲。

 

 

 

 

以上が楽曲詳細です。

 

楽曲全体はどれも完成度が高く、楽しく聴くことが出来ました。各ユニットごとでフレーズや音の使い方、世界観が上手く差別化されていて良いなと感じました。個人的には買って満足です。次回のアルバムに期待です。

 

それでは。

 

 

 

 

追記 2020/08/16

 

2nd Albumのキャスト直筆サイングッズが当たり、無事届きました。

 

 

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かがみんこと各務華梨さんのサインです。名前とコメントを添えてのプレゼントでした。ありがとうございます!

 

 

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